家で写真や各種データのサーバーとして活躍中のNAS、
LS-CH1.0TL(BUFFALO)が急にアクセスを受け付けなくなった。
ハードディスクに深刻なダメージがある旨の表示が出ており、ただ事じゃない様子。
NASのデータはUSB接続した外付ハードディスクに毎週バックアップしているが、それでも数日分のデータが無くなる心配がある。
あわててNAS Navigator2で確認すると、EMモードになっていて、ハードディスクのデータにアクセスできない模様。
ファームウェアのアップデートを試みるも、受け付けない。
あきらめて中のハードディスクを取り出し、直接読み出してデータを救出することにした。
(※修理不能になるおそれがあるので、あくまで自己責任で)
躯体を分解すると、Seagateの1TB 3.5inch SATA HDDが入っていた。
■とりあえずHDDを取り出して、パソコンのUSB経由で読み出してみることに。
SATA-USB変換ケーブル(サンワサプライ USB-CVIDE2)が手持ちであったので、接続してみたところドライブとして認識。
ただし、中身はLinuxのXFS形式でフォーマットされているので、通常はWindowsPCでは読めない。そこで、
(1)XFS形式を読み込めるようにするソフトをWindowsPCにインストール
(2)LinuxでPCを立ち上げる
どちらかの方法でハードディスクの中身を読み出そうとした。
結論から言うと、(2)で意外と簡単に読み出すことができた。
Linuxは産総研のサイト(http://unit.aist.go.jp/itri/knoppix/)で提供されているKNOPPIXの日本語版(DVD)をダウンロードした。(日本語版最終バージョン:7.0.2で終了。現在日本語版サイト閉鎖されています)
↓KNOPPIX(英語)
PCをDVDで立ち上げるとHDDの中身が見えるようになったので、データをPCのHDDにコピーして救出。事なきを得た。感謝。
毎週バックアップを行っていたが、やっぱりRAIDのように随時バックアップする仕組みを考えないといけないと思った次第。